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さわさわ戦略・両建ての売り玉損切り方針
 どうやら、円安トレンドに転換したようで、クロス円が堅調ですね。

 私の「さわさわ戦略」では、昨年来の想定範囲(戦闘範囲)を超えた下落に、階段状に売りポジション(両建て)を持つことで収益チャンスを得ておりました。

 しかし、上記トレンド転換確認のため、損切り方針を決めました。
 異常にのんびり構えているのは、既に「つなぎの買い玉」を建てているからです。
 さわさわ戦略には、大きく分けると、二つの方法が考えられます。

 一つは、短期の持ち合い相場に仕掛け、トレンド相場に移行したら、損切りする方法。
 もう一つは、長期の大きな相場変動の範囲に分割し、損切りをしない方法。

 私の「さわさわ戦略」は、後者の損切りしない方針でした。
 さわさわ戦略では、損切り金額の挽回に、多大な期間を要すると試算したからです。


 ところが、昨年来の暴落は、私の想定範囲を超えたものでした。
 資金が限られていますから、買い増すことはリスクが大きすぎます(強制ロスカット)。

 そこで、買いポジションはそのまま維持しながら、売りポジションを階段状に仕掛ける「さわさわ戦略?」を実施。

 「豪州通貨は、まだ底打ちしていない」と考え、相場の基本=『上げ相場は買いで取り、下げ相場は売りで取る』に則っているつもりでした。
 分割して建てた売りポジションは、1月までは順調に回収できました。

 ところが、3月に入って、上値抵抗線を越える動きがでてきました。
 2月の持ち合い(結果的には、底練り)は、売り玉の損失拡大防止のため、買い玉でふたをして、様子見。
 3月になり、主要通貨(USD、AUD、EUR、GBP)の上値抵抗線突破をみて、円安トレンドに転換と判断。
 売り玉損切りを決めました。

 具体的には、「ふたをした売り買い両ポジションを同時決済」か、「売り玉のみ決済」になります。

 ふた(買い玉)をした水準から、上方(円安)に離れれば前者、下方(円高)に離れれば後者の決済方法を採ります。

 その後は、想定した戦闘範囲に近づくため、買いポジションの「さわさわ戦略」に復帰します。

テーマ:FX1年生 - ジャンル:株式・投資・マネー

【2009/03/23 14:06 】 | FXの基礎知識 | page top↑
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