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両建てのさわさわ戦略・損が膨らむ快感
 限りある資金で、収益機会の最大化を狙い、売り買い両建てのポジションを構築しました。

 さわさわ戦略には、階段状に買い玉を分散し、変動を収益に結び付けられる攻撃範囲と、その範囲以下に下落した場合、スワップポイントのみ狙い、ひたすらロスカットに耐える守備範囲があります。
 私の場合、豪ドル/円では、攻撃範囲は104~80円、守備範囲は79~60円。
 60円以下は、急変動で強制ロスカットされないよう、部分的損切りでポジション減の計画でした。

 さわさわ戦略の根幹は、相場変動を機械的に収益に結びつけること

 私の思惑では、「昨年度の安値86円は割り込む事は無いだろう」と考え、攻撃範囲を設定。
 たとえ80円を割り込んだとしても、短期に80円以上に戻るし、まして60円を割り込む事は無いであろう、と勝手に思い込んでおりました。

 10月中旬からの急激な円高は、私の前提条件を全て屍り去りました。
 為替相場の難しさは、「月、年単位の有効な手法が、リスクを広げる時が来ること」でしょうか。

 とにかく私の当初のやり方では、80円以下(攻撃範囲の外)では、いかにおいしそうな変動があっても指をくわえて見ているだけ、となります。

 今回の急な円高を百年に一回の例外と表現する方もおられますが、たとえ千年に一回の変動であろうとも、強制ロスカットは避けねばなりません。
 そこで、売りポジションでトラップトレードを仕掛けてみました。
 スワップポイントの累積効果を分かっていますから、「高金利通貨を売る」というのは、短期勝負です。
 反面、「上げは買いで取り、下げは売りで取る」という相場の常識通りの行動ともいえます。(下げトレンドが続いていればの話ですが・・・)
 
 留意すべきは、急激な円高に対する急激な戻りです。
 少なくも過去の2年間の日足を見る限り、底では急激に戻りをいれています。

 もしも、円安へのトレンド転換なら、損切りが必須となります。
 このため、売りポジションは数本と、ごく控えめにしなければなりません。

 笑い話みたいですが、24日に建てた売り玉が、早速28日の高騰に会い、損失拡大中です。
 でも、なぜか冷静に見ていられます。

 「損が広がる快感!」と書くと、相当な変人と思われますが、売りポジションの損が広がるということは、その数十倍ある買いポジションの利益が拡大していることですから、愉快なのです。

 「トレンド転換を検知するアンテナとして、反対玉を持て(つなぎ売買)」という相場生活者は多い。
 実は、この感覚は、「つなぎ玉」を持って見ないと分かりません。
 頭で理解することとは、違う感覚です。

 買いポジションと同時に「売りポジション」を持つメリットは、上述の資金増なしで収益機会を広げ、トレンド検知のアンテナとなり、さらなる下落へのセーフティネットとなること。
 デメリットは、急激な戻しで損切りが必要になること。
 売り玉を仕掛けた範囲の持ち合い変動回数が少ない(利益回収値幅が小さい)場合、トータルで損の上塗りになるリスクがあります。

 攻撃範囲まで戻ったなら、買い玉のみにするのが合理的でしょう。

テーマ:FX、テクニカル分析 - ジャンル:株式・投資・マネー

【2008/10/30 11:54 】 | FXの基礎知識 | トラックバック(0) | page top↑
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